リスニングだけじゃない!語学学習における、もう一つの「聞く力」の大切さ

語学を学ぶ上では、リスニングとは別の、もう一つの「聞く力」を伸ばすことがとても大事だと思います。

ドイツ在住のブロガー、wasabiさん (http://wsbi.net/) による下記のツイートに、思わず大きく頷いてしまいました。

wasabiさんはドイツでフリーランサーとして生活されている方ですが、ドイツ語は「勉強中」で、まだネイティブレベルとまではいかないそう。

だからドイツ語ネイティブスピーカー達とのスピードの速い会話では、こういった質問を積極的にされているんですね。

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「わからなかった。教えて!」と言える能力

このツイートを読んで思い出したことがありました。それは、産婦人科医の吉田穂波さんが著書に書いていたこと。

吉田さんは公衆衛生学を学ぶためにハーバード大学大学院に留学しましたが、最初は授業の英語が聞き取れずに苦労したそうです。

そんな吉田さんが行ったのが、クラスメートに「教授が何度も言っていた単語、xxxxみたいな音に聞こえたんだけど、分からなかった。ここにスペルを書いて!」と頼むことでした。

吉田さんはこうして積極的に質問し、周囲の人々の助けを借りながら、無事留学を終えます。(詳しくは下記の著書に。)

吉田さんとwasabiさんは、同じ力を発揮していると思いました。

それは「あれ?」「わからない!」と思った点についてその都度確かめるという、シンプルだけれど難しい力。

リスニング力(=聞き取る力)ではなく、「聞き取れなかったときに聞き返す力」。

この力こそ、語学の向上において最も重要なスキルなのではないかと思います。

だから、ある程度語学の基礎を身に付けて、「さあ、これからどんどんコミュニケーションの力を磨くぞ!」という段階の学習者にとって、必須の表現は

“Do you mean …?”(あなたが言っているのは、つまり~ということですか?) と

“Do you know what I mean?”(私が言ったこと、わかりましたか?)

だと思うのです。

つまり、「相手の言いたいことを自分が正しく理解できているか」と「自分の言ったことが相手に正しく伝わっているか」を確認する表現です。

「聞き返すこと」は、時にはとてもためらわれることでもあります。「自分はよくわかっていない(かもしれない)」ということを、自ら白状することだからです。

でも同時に、「聞き返すこと」は、「相手が言っていることをわかりたい」「自分の伝えたいことをわかってもらいたい」という強い思いがあれば、自然としたくなること。

使える語学を身に付けていく人というのは、この「きちんとわかりたい・きちんと伝えたい」という思いをしっかりと持って、人と向き合うことのできる人たちなのだと思います。

自分も単語力やリスニング力だけではなく、「聞き返す力」を鍛えていくことを意識して、外国語を勉強していきたいと思いました。

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