浪費癖から脱するには、「遊びに行くイコール買い物すること症候群」を治すこと。

毎日忙しく働く会社員にとって、休日に外に出かけることは束の間の息抜きです。給料日後の週末ともなると、「どこに行こうか?」「何を買おうか?」とあれこれ考えてしまいます。

私も、朝から夜遅くまで働いていた頃は、休日の買い物は数少ない楽しみの一つでした。

ところが最近、休日のお出かけのときの自分の行動が、変わってきたのを感じます。

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何か買わずには帰れなかった

私は「自宅大好き人間」ですが、一日中一歩も外に出ずに過ごすのは苦手というわがままでもあって、昔も今も「特に用事がなくても休日は街に出かけてみる」というところは変わっていません。

ただ以前は、帰ろうかと思ったときに「でも、今日まだ何も買ってないなあ」と思って帰宅をためらうことがありました。

街に来たのに、何にもお金を使っていない。こんなにたくさんお店があって、モノが溢れていて、みんな紙袋をさげている。そして次の週末までまた一週間、買い物はできない。季節もののかわいい洋服は、来週にはもう無いかもしれない・・・。

奇妙なことに、自分も何か買うべきのような気がしてきて、何か買うものはなかったっけ?欲しいものはなかったっけ?と、必要に迫られてもいないのに一生懸命考えだしてしまうのでした。

増えてゆくモノ、減ってゆく時間

多忙な会社員という身分を「降りて」小さな飲食店の経営者となった高坂勝さんは、著書で会社員時代の消費生活を振り返って、次のように書いています。

こんなにモノを持っていても、購入する前と後の興奮時以外には、満足心を得られたことがありませんでした。それどころか、ますますモノが欲しくなります。

(中略)なぜか、遊びに行くことは、イコール、買い物すること。すでにあるモノたちを使うための時間を惜しんで、更に買い物をしているのです。

そのモノたちを買うにはお金がいります。お金を得るには働かねばなりません。(中略) 一方、一日は24時間と決まっています。一日の中で働く時間が増えれば増えるほど、買い揃えたモノたちを使う時間はますます減ってゆきます。

当時の高坂さんのように、遊びに行くということを、イコール買い物をすること、お金を使うことのように感じてしまっている人は多いのではないでしょうか。

何となく、それはその人が普段色々なことを我慢し、ストレスに満ちた毎日を過ごしているせいではないかなという気がします。極端な例は、「買い物依存症」という精神疾患として知られているようです。

手ぶら帰宅万歳!

以前は「何も買わずに帰る」ということにちょっとした抵抗を感じることもあった私ですが、最近では、逆にむしろお金を一切使わないまま帰宅することに喜びを感じるようになりました。

モノを買うと、荷物が増えます。部屋が狭くなります。何も買わなければ、帰るとき身軽でいられます。今では「よっしゃー!今日1円も使ってない!」と自分を褒めながら帰ることが多くなりました。

買い物が嫌いになったわけではありません。というか、買い物に対するハードルを上げると、たまの買い物はより特別でハッピーなイベントになります。

「自分で稼いだお金で好きなものを買う幸せ」と、「お金を使わなくても上機嫌になる能力」。

ふたつをどちらも持って、楽しんでいけたらなと思います。やっぱり私は欲張りみたいです。

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