SNSで「100均のキャンドゥのタッチペンがイラストを描くのにいい!」という情報を見たので、早速試してみました。
普段の私のイラスト制作環境
話題の100均ペンは「iPhoneやiPadのお絵描きアプリで絵を描くときに細かい書き込みがしやすい」ということで人気だそうです。SNSで評判になっており、都市部では売り切れの店舗も出ているほどとのこと。
普段私は「パソコン+液晶タブレット+Photoshop/Illustrator」でイラスト制作をしているので、特にスマホやiPad用のスタイラスペンは必要ではなかったのですが、「描きやすいのであれば、ちょっとした落書きやメモをiPad miniで書くのに使えるかな?」と思い、試してみました。
これが話題の100円ディスクタイプタッチペン!
こちらが話題のペンです。(見つかるか心配していたのですが、沖縄では普通に購入できました。)
こちらは本体カラーがシルバーのものですが、色違いでブラックもあります。上の方の “T” のマークがある方がタッチペンで、下側のキャップを開けると普通のボールペンになっています。
長さはちょうど14センチぐらいです。
ディスクタイプのタッチペンって、使ったことがない人はよくわからないと思うのですが、下の画像のような感じでペン先に小さな丸い円盤状のプラスチックがくっついています。
この丸いディスク部分をタブレット等の画面にすべらせて、線を描画します。Twitterを見ていると、「このディスクを保護キャップか何かと勘違いして思い切り引っ張ってはずそうとしてしまった結果、壊れた」という人が結構いるようなので注意です。このまま使います!
下のようにディスク部分をタブレット等の画面につけて使います。
絵を描いてみよう!
早速このペンを使って絵を描いてみます。お絵描きアプリは「アイビスペイント」を使用し、iPad mini で描きました。

まずは適当に下描き。
やはり普段液晶タブレットというそれなりにハイスペックな環境で描いているので、最初は「やっぱりiPad miniで描くのって描きにくいな」という印象です。タブレットでのイラスト作成はiPad miniがサイズ的にギリギリ限界という感じですね。iPhoneで描く人もいるようですが、私は無理かなと思います。
しかし当然、指で描くのよりは断然描きやすいです。ディスクタイプなので、ゴムのボールみたいなのがついているタイプのスタイラスペンと違い、ペン先の接地面がよく見えるのがいい感じです。
そしてディスクの動きがなかなかスムーズです。100均のペンでここまでスルスルとペン先がすべるとは予想外でした。
色も塗って…
完成です!
感想
使ってみた結果、100円とは思えないクオリティでした。ただ、がっつり仕事のイラスト制作をやるときに使えるかというと、やはり難しいというのが正直な感想です。
ただ、それは私が普段液晶タブレットで描いているからなので、「普段からiPhoneやiPadでお絵描きしていて、使いやすいペンを探してる」という人は、ぜひ一度試してみるといいと思います。何と言ってもたったの100円ですから。
その上、反対側のペン先は普通のボールペンになっていて、これがなかなかいい書き味なので、たとえタッチペン側が使いづらくても、ボールペンとして使うことができます。
ボールペンでもあるし、見た目も悪くないので、タブレットをよく使うビジネスパーソンは1本持っておくと便利かもしれません。
- 細かい描画がしやすいスタイラスペンを探している
- ディスクタイプのスタイラスペンがどんなものか試してみたい
- とにかく安くスタイラスペンを手に入れたい
という人には、ぜひ試してみてほしいアイテムです!
関連記事
パソコンでイラストを作成するプロの多くが使う板タブレットと液晶タブレットについて、違いやそれぞれのメリット・デメリットなど、両方使ったからこそわかることを詳しくまとめました。
ペンタブレットの購入を考えている方には、ぜひ購入する前に知ってほしい!と思うポイントが詰まっていますので、よければ参考にしてみてください!