同棲して1年、1度もケンカしていない私たちの家事分担法

彼氏と一緒に暮らし始めて、1年と1か月ほどが過ぎました。

約3年の交際期間を経ての同居でしたが、開始当初は「一緒に暮らし始めたら、色々合わない部分があってケンカもしてしまうかな?」と思っていました。

でも実際に同居してみると、確かに生活習慣の違いに驚いたりすることはありますが、互いに家事を押し付け合ってケンカするようなことは今まで一度もなく、正直ほっとしています。

彼も色々と我慢したり気を遣ったりしてくれていると思うのですが、私たちが平和に暮らせているのは、私たちの独自のあるルールのおかげじゃないかな、と思っています。

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「より気になる方がやる」

私たちの家事分担ルールに、「より気になる方がやる」というのがあります。「相手のやり方だと文句を言いたくなるようなことは、自分が担当したらいい」ということです。

例えば、洗った食器をカゴに伏せて乾燥させるとき、私は重くて大きい鍋やフライパンを下に、軽いものをその上に置きます。

ところが彼氏は私と逆のやり方をします。彼には「鍋やフライパンは一番最後に洗う」という慣習があるのです。

ここで重要なのは、「どちらのやり方が正しいか」ということではなく、どちらが「より気にする方」か?ということです。

彼は、私の食器の重ね方を見ても、特に文句は言いません。一方私は、彼のやり方を見ると、「そうしない方がいいのになあ…」と、つい口を出したくなってしまいます。つまり、食器の重ね方に関しては、私の方が口うるさいのです。だから食器洗いは基本的に私の担当です。

逆のこともあります。食器洗いについては細かい私ですが、実は掃除があまり得意ではありません。こまめにやりたいと思ってはいるのですが、どうしても間が空いてしまいます。

それに比べて彼はなかなかのきれい好きで、毎日掃除するのを理想としています。彼は部屋の隅にほこりが溜まってきたのに気が付くと、「こりゃいかん」とばかりにせっせと掃除を始めます。

「ゴミが溜まってるじゃん!」と文句を言うのではなく、彼女(私)より先にゴミが気になるのは自分なのだからと、自分で動いてくれるのです。

他人を変えようとしてはいけない

私たちは決して、もともと食器洗いや掃除が得意だとか好きだというわけではありません。最初の頃は、互いに「食器の洗い方はこうしてほしいんだけど…」「そろそろ掃除した方がよくない?」などと言って、「相手に自分の思う通りにしてもらおう」としてしまっていました。

でも、パートナーの家事のやり方や頻度が自分の希望と違ったときに、自分の理想に合わせさせようとするのは絶対にやめた方がいいと思います。

同居を始めるとき、私は彼に「私に何か嫌なところがあったら直すから言ってね」と言いました。すると彼は「いや、それはやめた方がいいと思う」と言いました。

彼は「自分たちはもう出来上がった大人同士で、何年も暮らしてきたそれぞれの生活習慣があるんだから、互いを変えようとしない方がいい」と言いました。私は、本当にその通りだなと思いました。そして私たちは、お互いに違うところを受け入れていこうということになったのです。

小さい子ども相手ならまだしも、大人である他人の生活習慣を変えようと思うのが、そもそも間違いなのです。

二人の担当量のバランスが取れないなら?

「より気になる方が担当する」。このルールがいいと言うと、「そんなルールにしたら、相手よりも自分の方が、担当することがずっと多くなってしまう!」という人がいるかもしれません。

はっきり言ってしまうと、そういう場合はもう、別れた方がいいと思います。自分の担当量が多くなるということは、相手と比較してあなたは色々気にし過ぎだということです。家事の細かさややり方において、二人は合わないということです。これは一緒に暮らしていく上では致命的な問題です。

それでも相手と一緒にいたいと思うなら、自分が多くを担当し、自分の納得のいくやり方で家事をやるか、相手のやり方や頻度で良しとするようになるか、経済力を身につけて家事を外注するかです。

「相手を自分の思う通りに変えようとする」というのは一番うまくいかない方法だということを、いつも覚えておくべきだと思います。これは家庭だけでなく、すべてのことに言えることかもしれません。

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