a と one の違い、わかりますか?英語力を一歩先に進めたい人に断然おすすめの”PEU”!

なんとか中学・高校英語程度の英語力は身に付けたつもりだけれど、そこから先に進めない。

よく似た表現について、どう違うのか、どのように使い分けるべきなのかが分からない。

そんな悩みを持つ英語学習者は多いのではないでしょうか。

そんな学習者が、日本に居ながらにして様々な英語表現の実用法について学べる素晴らしい本があります。Michael Swan著 “Practical English Usage” です!

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600以上のトピックと豊富すぎる実例

“Practical English Usage”、略してPEUには、

  • kind of と sort of
  • allow と permit と let
  • in case と if

などなど、学習者が迷いやすい類似表現を、明快な説明と豊富な用例で解説しています。

文法的な説明だけではなく、例えば “Britain” と “the United Kingdom” と “England” のような類似表現に関する説明もあり、非常に実用性の高い参考書となっています。

実際のコンテンツの例を紹介すると、例えば a と one はどちらも「1つの」という意味を持ち、「100」を表すのには “a hundred” と “one hundred” の両方の言い方が可能ですが、完全に入れ替え可能と言うわけではなく、「a は数を表す表現の一番最初にしか来れない」ということが書かれています。つまり「3100」は “three thousand one hundred” とは言えるけれど、 “three thousand a hundred” とは言えないわけです。

こういうところが、日本の公立校で英語教育を受けただけの学習者には、想像もつかないような部分なんですよね。

他にも、ほぼ同じ意味の “do so”, “do it”, “do that” の微妙な違いなど…

中級~上級レベルの学習者がまさに欲しているであろう、実用的な内容で、分厚い本ですが読みだすと止まりません。

本書のコンテンツは類似表現の使い分けだけではなく、「広告や記事の見出し等で使われる独特の表現」「メールアドレスなどの記号や数字読み方」などなど、多岐に渡ります。

また、巻頭の “Don’t say it! 130 common mistakes(言っちゃダメ!130のよくある間違い)” には、学習者の犯しがちな間違いが紹介されていて、ここを見ているだけでもとても面白いです。

それぞれの表現がなぜ間違いなのかは、右端の “see section” のところに書かれているトピック番号を参照すると分かるようになっていて、学習者の興味を刺激しつつ、知りたいという気持ちを満たしてくれます。

この間違い集は初級から上級に分かれていて、上級になるとなかなか難しいものが多いです。さて、”Look – it rains.(見て、雨が降ってる。)” はどこが間違いなのでしょうか?解説を読みたい方は、ぜひ本書を手に取ってみてください。

問題集もあります!

PEUには別売りで問題集もあります。

問題集は問題部分と別冊の解答冊子に分かれています。

問題集はLevel 1 (Upper Intermediate), Level 2 (Advanced), Level 3 (Expert) の3つのレベルに分かれていて、

正誤問題や穴埋め問題など、様々な形式の問題を解きながら本冊で学んだ知識についてチェックできる内容になっています。

こちらは解答編の中身。

ここには詳しい解説は一切載っていませんが、すべての問題についてPEU本冊の参照先が示してあり、わからない部分については本冊を参照して調べるという学習サイクルを促します。そうすることで、ついでの知識もどんどん増えていきます。

「英語で英語を勉強すること」の重要性

写真の通り、PEUの中身は例文・解説文を含めすべて英語です。と言っても学習者に優しい平易な文章で書かれているので、苦労なく読めます。説明を読むこと自体が英語のインプットの練習にもなり、一石二鳥です。

みなさんは、数学者で大道芸人、そして12か国語を操るという異色の人物、ピーター・フランクル氏をご存知でしょうか。子ども向け数学番組「マテマティカ」の人、と言えばピンと来る方も多いかもしれません。

12か国語を操り、数学者で大道芸人でもあるピーター・フランクル氏も、著書『ピーター流外国語習得術』で「なるべく早く、学習中の言語をその言語で説明する本(例えば英英辞典や独独辞典など)での勉強を始めることが大切」と書いていました。

PEUで勉強していると、このことをとてもよく実感できます。英語で解説を読むと、「英語で考える」訓練ができ、日本語で英語を説明するテキストを使う場合とは、勉強の質が全く異なってくるのが感じられます。

唯一の難点は重いこと

英語学習に効果大で、いいことずくめのようなPEU・・・と、ここまで絶賛してきましたが、1つだけ難点を挙げるとしたら、「大きくて重い」ことでしょうか。

3センチほどの厚さがあり、ずっしりと重いため、「かばんに入れて持ち運び、通勤中に勉強する」といった使い方には残念ながら向きません。

でも、この厚さが内容の濃さの証拠。家でじっくり腰を据えて勉強するスタイルに向いているテキストと言えるでしょう。

書店で買うとテキストだけで5千円近くしますが、私が購入した2016年9月時点では、Amazonでの購入でテキストを3千円台、問題集を2千円台、合わせて6千円弱で買えました。


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少々値段が張りますが、英語学習への投資として、ぜひ使ってみてはいかがでしょうか?

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