新卒入社後、半年で会社を辞めました(後編)

本記事は前回の記事からの続きです。

前回書いたような経緯で、退職を決意した私。会社に退職の意志を伝えようと決めました。その日の朝、彼氏が「がんばって伝えておいで。応援しているよ」とメールを送ってくれて、ちょっと泣けました。

でも、その日私は、結局、言えませんでした。

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このまま、このまま?

上司に退職の意思を伝えること、たったそれだけのことが、私にはとても勇気のいることに感じました。

その日、いつもよりずっと早い時間に出社し、何度も何度も言おうとしたのですが、言えないまま一日が終わりました。

私は自分の弱さにうんざりしました。朝、彼氏に「今日辞めるって言ってくるね」ってメールしたのに。今夜帰宅したら、きっと晴れ晴れとした気持ちで、最近のどを通らなかったご飯も食べられるかもと思ったのに。彼もあんなに応援してくれたのに。

彼が何度も何度も相談に乗ってくれて、数えきれないほど何度も「退職の選択は間違いじゃない」と言ってくれて、自分でも考えて考えて、やっと「辞める」と決断したはずだったのに。

帰り道、「どうだった?」とメールをくれていた彼氏にいい報告ができず、心底情けない思いで「ごめん。言えませんでした」とメールしました。彼は「また明日言えばいい」と優しく励ましてくれたけれど、私は「あと何回、こういうやり取りをすることになるだろうか」と思いました。

もしかして、このままずっと言えないんじゃないか。結局、1年後も5年後もこの会社にいて、「辞めたい」って言い続けているんじゃないか。

そうなってしまう未来が容易に想像できてしまって、私は帰宅してドアを閉めた瞬間、玄関に座って大泣きしました。

最後のひと押しは意外な人から

玄関でひとしきり泣いた後、ようやく落ち着いて部屋に入ってから、当時時折見ていたブロガーのイケダハヤトさんのブログを開きました。そうしたらちょうどその日に次の記事がアップされていて、私は驚いてしまいました。

時折人生相談めいたアポが入るんですが、ぼくのところに来る人は、だいたい「そろそろ会社辞めようと思います」といって相談に来るんですよ。

「いいじゃないですか。さっさと辞めましょう。応援しますよ!」

というアドバイスをするわけですよ。

(中略)

で、1年後くらいにまた話をする機会があったりするわけです。

「あ、そういや今何しているんですか?」

と聞くと、「まだ前の会社に勤めています…」。

…これはきつい。正直げんなりします。

しかも聞くと、相変わらず会社に不満を持っている。

それ、1年もあったのに、何にも変わってないじゃないですか。あなたの問題点は、むしろそのフットワークの鈍さですよ。さっさと会社を辞めてください。

ぼくは今のあなたには、正直興味を持てません。ぼくと次に会うのは、辞めてからにしてください。お話にならないんですって。

ガーン。思わず涙も止まりました。恐ろしいほどのタイミング。

私と同様、イケダさんブログの読者であった彼氏に「イケダさんの今日の記事を読んで、おっしゃる通りすぎて返す言葉もない」とメールしたら、「俺も読んだ。タイムリーすぎて笑った(笑)」と返事がきました。笑われました…。

この記事で背中を押された(?)私は、翌日、なんとか退職したいことを上司に伝えることができました。


(※イメージ図)

周囲からはとても驚かれましたが、とりあえず了承されました。

振り返ってみて

今になって退職するかどうか迷っていた頃の自分を振り返ると、「なんで迷っていたんだろう。あんなに心身がまいっていたんだから、退職するしかないじゃない」と思います。

でも、仕事がつらくて心身をこわしてしまったとか、自ら命を絶ってしまったという若者の話を聞いて、「どうしてそんなになる前にさっさと辞めなかったの?」とは言えません。

心身が弱っている人が自分でその環境を脱出するということは、本人にとって「そこで働き続けること」と同じぐらい難しいことに思えるものだと思うのです。私はなんとか抜け出して来られたけれど、彼氏の支えがなければ無理でした。

けれどいつまで耐え続けても、誰も外から引っ張り上げてはくれません。こればかりは、自分が決断して行動しないと始まらないのです。自分で自分を、違う環境に引っ張り上げるしかないのです。

私は決断して本当によかったなと思っています。そして私が行動できたのは、彼氏が励まし続けてくれたことと、「環境を変えること」を肯定する人たちが発信する言葉を本やブログで読み、勇気づけてもらえたからです。

今度は私の体験談が誰かの力になればいいなと思います。現在苦しんでいる人たちがいるならば、一日も早くその人たちがよりよい環境へ行けることを願っています。

読んでくださって、ありがとうございました!

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