イラストレーターで配置画像に枠線をつける2つの方法

今回はグラフィックデザインソフト・イラストレーターの使い方をシェアします。(環境:Adobe Illustrator CS6)

独学でイラストレーターを習得中の人なら誰もが1度はぶつかる壁が、「配置画像に枠線をつけるにはどうしたらいいのか」ということではないでしょうか。

すぐできそうなのに、やってみると意外に手こずるこの作業。今回は、イラストレーターのアートボード上に配置した下のような画像に枠線をつける方法を、2通りご紹介します。

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①配置画像でマスクする方法

1つ目は、「配置画像でマスクする」という方法です。と言ってもわかりにくいと思いますので、具体的に手順を説明していきます。

画像を配置すると、上部のバーに「マスク」というボタンが現れるので、クリックします。(このボタンが現れていない場合は、画像を選択ツールでクリックして選択状態にすると現れるはずです。)

すると、見かけ上は変化がわかりづらいのですが、画像と同じサイズの「線なし・塗りなし」の長方形オブジェクトで画像がマスクされます。よく見ると画像の四隅に白い四角形があり、長方形オブジェクトのバウンディングボックスが現れていることがわかります。

画像と同サイズの長方形でのマスクなので、画像の見た目に変化がなく、何が起こったのかわかりづらいですが、ダイレクト選択ツールで画像の境界線あたりをクリック・ドラッグして動かしてみると、長方形オブジェクトが移動し、画像がマスクされていることがわかりますよ。

後は、アピアランスパネル等から長方形の線の色や太さを設定すれば、写真に枠がついたような表現ができます。

この方法は早いし、下記のように画像の回転をした場合も、ちゃんと枠線も回転してくれます。

ただし、線の太さを何度も調整する場合は、この方法だと問題があります。

試しにアピアランスパネルから線を太くしてみましょう。わかりやすいように、極端に太くしてみました。

その後、再び線を細く戻していくと…

線と画像の間に、隙間ができてしまいました。

一度線を太くすると、オブジェクトの位置が微妙に移動して、画像との間に隙間ができるようです。長方形オブジェクトのサイズを微調整して隙間をなくしてもいいですが、太さを何度も微調整しながら作業するような場合は少し手間です。そういう場合は、次に紹介する2つ目の方法がおすすめです。

②新規線を追加 → 長方形に変換する方法

まず、配置した画像を選択した状態で、アピアランスパネルから「新規線を追加」を行います。

下記のように線が追加されました。

この状態で線のカラーや幅を操作しようとしても、まだうまくいきません。

ここから、メニューバーの「効果」 → 「形状に変換」 → 「長方形」とクリックします。

「形状オプション」ダイアログボックスが表示されるので、「値を追加」を選択、「幅に追加」と「高さに追加」を両方とも1pxに設定し、「OK」をクリックします。

このとき「幅に追加」と「高さに追加」を2px以上にしてしまうと、画像と枠線の間に隙間ができます(下の画像は、両方の値を18pxにしてみた場合のプレビューです)。なので、1px推奨です。

これで、配置画像に枠線をつけることができました。アピアランスパネルで線の幅を調整したり…

線のカラーを変えることもできます。グラデーションの適用もOKです。

ただし、1つ注意点があります。このままだと、画像を回転させても枠線は回転しないので、画像を少しでも傾けると枠線がずれてしまいます。

そんなときは、線を選択した状態でメニューバーの「オブジェクト」から「アピアランスを分割」をクリックします。

すると、画像を回転させても枠線がずれることがなくなりました。

ただし、「アピアランスを分割」を実行すると線のカラーや幅の編集ができなくなるので、「アピアランスを分割」は線の編集が完了してから行うようにしてくださいね。

以上、イラストレーターで画像に枠線をつける方法でした。この記事がお役に立てば幸いです!

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