ワイヤレスで片耳で音楽やポッドキャストを聴けるイヤホンを探し求めた結果、PLANTRONICS の「Bluetoothワイヤレスヘッドセット M70」を購入し、１か月半ほど毎日使用してみました。
その結果、お気に入りの英会話ポッドキャスト番組「バイリンガルニュース」と「BluetoothヘッドセットPLANTRONICS M70」の組み合わせでリスニング英語学習が素晴らしくはかどる毎日が手に入りました。
音楽などを聴くことももちろんできますが、特にリスニング時間を増やしたいと考えている英語学習者にとって、めちゃくちゃ便利なアイテムです。
価格も2,000円台と安いので費用対効果も素晴らしすぎで、個人的にダントツで今年買ってよかったものNo.1なのでご紹介します。
購入から1年と4か月ほどがたちました。今でも毎日、通勤中や皿洗いなどの家事の最中に暇さえあればこれを使って英語のリスニングをしていて、おかげでフルタイムの仕事をしながらでも毎日1〜1.5時間くらいリスニング時間を取れています。もはや人生の買ってよかったものベストテン入りです。
Bluetoothワイヤレスヘッドセットってそもそも何？
ヘッドセットと聞くと画像のようなものを想像する人も多いかもしれません。
しかしPLANTRONICS M70の場合、ヘッドセットというよりも「マイク機能つきのワイヤレス片耳イヤホン」と言った方がイメージしやすいかもしれません。
そもそも私が最初に探していたのは「マイク機能なしの単なるワイヤレスの片耳イヤホン」だったのですが、2016年4月の時点では、そういう商品は見つかりませんでした。
マイク機能は必要なかったのですが、PLANTRONICS M70はマイク機能もついて2,000円台と手頃な価格だったので、これがベストかなと思い購入しました。
このBluetoothヘッドセット、左右どちらでも好きな方の耳に装着して、スマホやタブレットで再生中の音楽やPodcast等の音声を「ワイヤレスで」「片耳で」聴くことができるというものです。
これが、外国語のリスニング学習との相性が抜群に良いのです！
（ちなみにマイク機能もあるので、これを片耳に装着した状態でハンズフリーで通話もできますが、私は今のところ通話に使ったことはありません。）
使い方
使用手順はとても簡単です。
まず初回起動時に、スマホ・タブレット等と接続するペアリング操作を行います。iPhoneやPCなど、Bluetooth機能がついているものなら大体接続できます。ペアリングは、付属の説明書の通りに行えばすぐにできました。
1度ペアリングを済ませておけば、2回目以降に使うときは、PLANTRONICSの電源を入れるとすぐに自動的にペアリング済みのスマホやPCに接続されます。
本体側面に電源ボタンがあります。下の画像のように少し緑色の部分が見えるのがONの状態です。使うときはこのようにスイッチをONにして、スマホで音楽やポッドキャストの再生をスタートするだけでOKです。
反対側の側面に2つの音量調節ボタンがあます。また、2つの音量調節ボタンの同時押しで「再生／一時停止」ができます。
なので、スマホ側でポッドキャストやiTunesのアプリが起動中であれば、PLANTRONICSの電源スイッチをONにして音量調節ボタンの同時押しをするだけで、一時停止中の曲やポッドキャストの再生がスタートします。
スマホを取り出すことなく耳元だけで再生と一時停止ができるのはすごく便利です。ポッドキャストを聴きながら買い物していて、ちょっとレジの人と会話しなければいけないときなどには、スマホを出さずに耳元でサッと一時停止しています。
ただ欲を言えば、iPhoneのポッドキャストアプリでは可能な「15秒戻る/進む」の機能も耳元でできたらさらによかったかも。
音量ボタンの長押しで「前の曲に戻る/次の曲に進む」操作は行えるのですが、再生中に少しだけ戻る／進むといった操作を行うには、スマホ本体を取り出して行うしかないようです。
リスニングの習慣化に最適！フルタイムで働きながらでも1日2時間以上リスニングができてます
私は主に通勤中と、家で皿洗いや洗濯物干しなどの家事をする最中にこのイヤホンを使って、英語のリスニングをしています。
私の通勤時間は片道1時間ほどあって、帰りの買い物の最中もずーっとリスニングしているので、フルタイムで働きながら、平日でも毎日2時間以上のリスニングができています。
ちなみに主に聴いているのは、無料ポッドキャスト番組「バイリンガルニュース」です。
全エピソード無料で聴くことができ、何より話し手のMamiちゃんとMichaelのキャラクターが本当に魅力的で、数年前からほぼ毎日聴いています。
片耳ヘッドセットを手に入れてからは、大げさでなく「とにかく耳が空いているときは片耳イヤホンでバイリンガルニュースを聴く」生活になっています。
「5分でも暇があればリスニング」が無理なくできていて、もはや最強のリスニング環境を手に入れた気がします。
このような「好きになれる教材に出会うこと」と「手軽に聴き続けられる環境を整えること」が、英語のリスニング学習では非常に大事なのではないかと思います。
私の場合、ポッドキャスト「バイリンガルニュース」と「Bluetoothイヤホン」はまさに最高の組み合わせでした。
コード無しで持ち運びも楽々！
Bluetoothヘッドセットは持ち運びしやすいのもいいところ。ワイヤレスなので、外出中や買い物中に装着していても、バッグから財布を取り出したり傘をさしたりするときに装着していても、ケーブルが邪魔になるということが一切ありません。
本機自体がとても小さく、手のひらに収まるほどなので、持ち歩くのも全く苦ではないし、軽いので装着していることを忘れるくらいです。
10円玉約2.5枚分！
また、通信可能範囲は半径10メートルなので、接続先のスマホやタブレットはテーブルに置いておいて、動き回って家事をしながらリスニング、ということもできます。
私はスマホを部屋の中に置いた状態で、本機を装着してベランダに出て洗濯物を干したりもしてみましたが、問題なく音声を受信できました。（窓を閉めてかなり離れた場合は接続が途切れることもあり。）
また、装着感も抜群です。スピーカー部分に柔らかい素材のフープがあり、スピーカーとこのフープ部分が耳の中に収まって、しっかりとフィットします。
ぐにゃぐにゃ曲がる柔らかさ。
実際に使ってみるまで装着感がどんなものかが心配だったのですが、非常によくできていて、装着したまま歩き回っても全く外れません。たぶん走っても大丈夫です。
それでいて痛みや圧迫感もなく、長い時間使っていると付けているのを忘れるくらいの自然な装着感です。
「片耳」の素晴らしさ：シャドーイングに最適！
Bluetoothヘッドセットには、両耳タイプのものもあります。
QCY QY8 Bluetooth 4.1 ワイヤレスイヤホン スポーツ イヤホン 防汗 防滴 マイク内蔵 ハンズフリー 通話 APT-X CSR 8645 CVC6.0 技適認証済、メーカー１年保証
しかし私はあえて片耳タイプを選びました。
なぜかというと、片耳タイプの利点は「空いている方の耳で周囲の音も十分に聞こえるので危なくない」「両耳タイプよりもコンパクト、目立ちにくい」などがありますが、何と言っても一番は「片耳タイプはシャドーイングに最適だから」なんです！
シャドーイングとは、聞こえた音声を自分で後追いしながら真似して言うという学習法。
両耳イヤホンだと耳が塞がっているので自分の声が聞こえにくいのですが、片耳タイプならば、空いている方の耳で自分の声がしっかりと聞こえます。そのため、英語の音声を聴きながら追いかけるようにその音声を復唱するシャドーイング学習が効果的に行えるのです！
さすがに電車の中などでは声を出しにくいですが、私は通勤途中の歩いているときや駅ビルの中を通るときなど、周囲がざわざわしている場所では遠慮なくリスニングしながら声を出してシャドーイングしています。Bluetoothヘッドセットというのはそもそも通話用のものなので、装着した状態でしゃべっていても別に変ではないはず…（笑）
走りながら聴くならスポーツタイプがおすすめ
こんなに便利なものが数千円で手に入るなんて、本当に素晴らしい時代です！使い倒しているのでもう十分に値段の元は取れた気がします。
PLANTRONICS のBluetoothヘッドセットには、他にもさらに高機能な上位機種もあります。（ちょっと目立ちそうな形なのが気になるけど…）
【国内正規品】 PLANTRONICS Bluetooth ワイヤレスヘッドセット (モノラルイヤホンタイプ) Voyager Legend VOYAGERLEGEND
また、値段は上がりますが、防水性・耐久性に優れたスポーツ用モデルもあります。走りながらリスニングしたり音楽を聴いたりしたい人にはこちらがおすすめです。
【国内正規品】 PLANTRONICS Bluetooth スポーツ用ワイヤレスヘッドセット(ステレオイヤホンタイプ) BackBeat Fit Blue BACKBEATFIT-BL
リスニング学習の量を増やしたいと考えている英語学習者の方には、Bluetoothヘッドセットはぜひともおすすめしたいです。ハイリターンな投資になること間違いないので、ぜひ試してみてください！
追記（2018年8月29日）
購入から2年以上たちましたが、相変わらず毎日この片耳ヘッドセットを使ってリスニングしています。お手頃な値段だったので寿命が心配でしたが、今のところ全く不具合なく使い続けています。おすすめ！今壊れたとしてもまた同じものを買います！
