自宅で試着ができるAmazon Prime Wardrobe (プライム・ワードローブ)を使ってみた

※記事中に広告リンクを含む場合があります

Amazonプライム会員向けの自宅で服の試着などができるサービスPrime Wardrobe(プライム・ワードローブ)を使ってみました。

スポンサーリンク

Amazon Prime Wardrobe(プライム・ワードローブ)はプライム会員向けの試着サービス

Amazonより

プライム・ワードローブはAmazonが2018年10月からスタートしたプライム会員向けのサービスです。

Amazonで対象アイテムの中から2点以上〜6点までを選んで自宅に取り寄せ、自宅でゆっくり試着をしたうえで「買いたい」と思ったものだけを購入し、買わないものはAmazonに送り返せばOKというもの。

自宅で7日間まで試着でき、料金は試着した後にAmazonのページで購入確定の手続きをした時点で、購入するアイテムの分だけ発生します。

購入しないアイテムの返送も、届いたときの箱に入れて、箱に入っていた着払い伝票(送り先記入済み)を貼り付けて送るだけなのでとても簡単です。私はヤマト運輸の集荷サービスをネットで申し込んで自宅まで集荷に来てもらったので、本当にすべて自宅で完結できました。

対象アイテムには洋服のほか、靴、バッグ、腕時計、アクセサリーなどもあります。

対象アイテムの探し方

プライム・ワードローブの対象アイテムは、価格の下あたりに「Prime Wardrobeを無料でお試しください」と表示されています。

対象アイテム一覧を表示したい場合は、下の画像のように左メニューの「Prime Wardrobe」にチェックを入れます。

さらに商品カテゴリやブランド、価格帯などでも絞り込めるので、結構効率的に探せます。好きなブランドのアイテムを一通り見てみるのも楽しいです。

利用の流れ

1. アイテムを選んで発送

試着したいアイテムを選んで、通常の買い物と同じようにカートに入れていきます。

注意点として、1点だけの試着はできず、1回の利用で2点以上6点までを選ばなければなりません。

今回私は歩きやすいサンダルを探しており、下記の3つを試してみることにしました。うち2つは同じサンダルのMサイズとLサイズです。このように同一商品をサイズ違いで複数取り寄せるのもOK

サイズもカラーも全く同じ商品を2つカートに入れることはできないのですが、サイズ違いやカラー違いはOKです。

色味が気になるけど画面ではよくわからない…という場合も、複数取り寄せて実物を見ることができます。

アイテムを選んだら発送に進みます。通常の購入と違って、発送されてもまだ料金は発生しません。

ここでの注意点として、通常のプライム対象商品の購入時と違い、Amazonの発送画面では受け取り日時の指定ができませんでした(ショップにもよるのかもしれません)。

と言っても、通常と同様に発送通知メールなどでお問い合わせ伝票番号は通知され、ヤマト運輸のお届け日時指定サービスを使って後から指定することができたので特に問題ありませんでした。

2. 届いたアイテムを試着

発送手続きをして2日で荷物が届きました。一度開けたあとに返送に再利用できる特殊な段ボールに入っています。

フタをめくると剥離紙が貼ってあります。返送するときはこれをはがして貼り付けてフタを閉じればよいのでガムテープいらずです。

こんな感じで3足入っていました。(1足は紙の緩衝材の下)

中には使い方を説明するパンフレットも入れられています。

画像には写っていませんが、この中に返送用の伝票(着払い)も入っていました。

早速アイテムを試します。

試着・試し履きは室内のみで、タグをつけたまま行います。明らかに汚してしまったり、生地にひどいシワをつけてしまったりした場合は買い取らなければならなくなるそうなので、大切に扱いましょう。

返送時にはもとの状態にして梱包しないといけないので、靴の中に入れられている詰め物なども丁寧に取り出して置いておくべし。

私は上記のクロックスと、もう1つのサンダルのLサイズを購入することにしました。

ちなみに届いたアイテムのコンディションは、2足は綺麗でしたが、上記のクロックスはなんとなく布地部分がほんの少し汚れているかも?と思いました。

おそらく、試着用のものが使い回されているので、ほかの人が試着した際や返送した際に多少シワがついたり汚れたりすることがあるのだと思います。もし「商品は気に入ったけれど汚れ等が気になるので新品を買いたい」という場合は、返送して新品を通常の方法で購入すればOKです。

私の場合は「ひどい汚れじゃないし、靴はどうせ履いたら汚れるし」と思い、そのまま購入することにしました。

3. 購入・返送手続き

購入するものと返送するものを決めたら、「購入・返送手続き」をします。

アイテムが届くとステータスが配達済みになり、注文履歴から「購入・返送手続き」ができるようになります。

アイテムごとに「購入」か「返送」を選択します。返送を選択したアイテムについては理由も選択します。「不要になった」「小さすぎる」「色」など、ありそうな理由は大体用意されていて親切。

購入を確定したらAmazonでの手続きは完了です。最後に購入しないアイテムを返送します。

届いたときの箱に返送するアイテムだけを入れるのですが、当然入れるものが減ってスペースが空くので、紙をクシャクシャにしたものや段ボールを折ったものなんかを詰めるといいです。私は購入したサンダルの空き箱をそのまま入れておき(すぐに空き箱だとわかるようにフタは全開で)、あとは元々入っていた紙のクッション材で埋めました。

中身を詰めたら、入っていた着払い伝票に自分の住所と内容物を記入(「衣類」「靴」などでOK)したものを貼り付けて、返送の準備完了です。

あとは業者の配送センターに持ち込むなりコンビニに持っていくなりして発送すればOKです。ヤマトの集荷サービスを利用するのがおすすめで、下記のページからネットで申し込みができ、日時を指定して自宅に集荷に来てもらえます。

webで集荷申し込み 自宅から送る | ヤマト運輸
クロネコヤマトでおなじみ、ヤマト運輸のウェブサイトの「webで集荷申し込み 自宅から送る」ページです。本サイトでは荷物のお問い合わせ、集荷・再配達受付、個人法人を問わず宅急便などの商品・ サービスや物流を最適化するソリューションを紹介しています。

プライム・ワードローブの返送は着払いなので、集荷の際も荷物をヤマトの人に渡すだけで支払いは無しです。とてもスムーズ!

お店での試着が苦手な人や小さなお子さんの試着に

初めてプライム・ワードローブを使ってみた感想は、伝票もほぼ記入済みで用意されてるし、段ボールを閉じるのにガムテープすらいらないし、至れり尽くせりという感じでした。利用者のハードルを可能な限り下げに来ているのが伝わります。

実際にやってみて、自宅での試着というのはすごくニーズがあると感じました。お店だと店員さんに話しかけられるのが苦手という人もいるし、他人がいる所だとじっくり考えられないという人もいると思います。

プライム・ワードローブの対象アイテムにはベビーシューズなども豊富にあって、小さな子を持つ親御さんにもとても便利なのではないかと思いました。お店だと荷物もあったりして子どもに試し履きさせるのが大変とか、なかなかお店に行けない…といった場合に、自宅でゆっくり試せるのは大きなメリットではないでしょうか。

そのほか、ランドセルカバーなんてのもありました。色々見ていると意外なものがあったりして面白いです。

プライム・ワードローブはAmazonプライム会員なら追加料金なしで利用可能です。Amazonプライムは30日間の無料体験ができ、無料体験中の人もプライム・ワードローブを利用可能だそうです。

学生の方はさらにお得なPrime Studentが利用できます。年額2,450円 or 月額250円(2019年6月10日時点)で映画見放題+音楽聴き放題+本読み放題の大盤振る舞いです。こちらは6ヶ月間のお試し体験が用意されていて、こちらも無料体験中でもプライム・ワードローブが利用可能です。

新しい試着の体験のレポートでした。